「産後の私は大丈夫だろうか。」妊娠中からずっと不安でした。なぜなら、身近に産後鬱でひどく苦しんだ人がいるからです。新しい命を家族みんなで愛おしみながら大切に育てる時間であるはずの産後。お母さんの心がしんどくなり家族みんなが苦しむのを目の当たりにして、正直不安でいっぱいでした。私は里帰りもできなかったので、心がしんどくならないよう産後ケアを利用するぞ！と妊娠中から決めていました。
実際に利用してみて一言。「すべてのお母さんに産後ケアを利用してほしいー！」
うちは夫が育児に協力的で1ヶ月育休をとってくれていました。それでもやはり新しいことだらけで心配事は尽きず、スマホで検索しまくる日々。出産で失った体力が回復する間もなく、寝不足によるさらなる疲労が蓄積され続けます。赤ちゃんは可愛いけど本当にしんどいんです。
でも、そんな時に産後ケアを予約していたら「心配だけど、次の時にこれを質問できるな。」とか「今日はしんどいけどあと◯日で産後ケアだから頑張るか〜。」と前向きな気持ちになれました。赤ちゃんを預かってもらって休めることと、助産師さんと定期的に会えることは大きな心の支えになります。
初めて乳腺炎になって、痛いししんどいし誰か助けて〜と駆け込んだのがりんご助産院の助産師外来でした。「しんどかったねえ。お母さん頑張ってるねえ。」と、りんご先生が優しく迎えてくださって、いろんな思いが溢れたことを覚えています。痛くて死にそうだと噂のおっぱいマッサージも、りんご先生のマッサージはまったく痛くなく、おっぱいが楽になり熱も引きました。もう本当に神様に見えました。
授乳の仕方や乳腺炎になりそうな時どうしたらいいかなどもしっかり教えてもらって、正しい知識を得る大切さも知ることができました。
りんご助産院の産後ケアは、ドアが開いた瞬間から「おはようございます！ようこそ〜♡」と明るくウェルカムな雰囲気で一気に不安が吹き飛びます。
スタッフの方々や助産師の先生はみなさん明るくて優しくて仲良しで。子供のこともいっぱいほめてくださるのでおしゃべりするのがすごく楽しいです。
他のママさんたちともお話する時間があるので、情報交換したり苦労話を話し合ったりできて楽しかったです。
いつも帰る時には、みんな頑張ってるし、私もまた明日から頑張ってみるかーと、前向きな気持ちになれていました。あと、不思議といつも以上に子供を愛おしく思えました。心の余裕ができるからですかね。
お母さんが元気であることは、家族の元気に直結します。体がしんどくても心が元気ならなんとかなります。
今1人目の娘が6ヶ月なのですが、産後メンタルがぐちゃぐちゃにならず、夫ともほとんど喧嘩をせずにここまで来れたのは、産後ケアがあったからだと思います。りんご助産院は卒業しましたが、これからはまだ利用できる他の助産院の産後ケアにも行ってみるつもりです。しんどくなってからではなくしんどくなる前から産後ケアを上手く利用して、まずは私が笑顔で過ごせるようにしていきたいです。
りんご助産院との出会いによって、子育ての不安は小さく、楽しみは大きくなりました。たくさんのお母さんやお父さんに利用してほしいです。
今後もスタジオりんごや助産師外来で繋がっていけたらなぁと思っています。
りんご先生、ゆうこ先生、スタッフのみなさま本当にありがとうございました。